発達にあわせた年齢別外あそびガイドでいっぱい遊ぼう!

子どもには自分たちの幼少期のように、
外で活発に遊ばせたい!けど、、、

自然で遊ばせると言っても、
どんな遊びがいいんだろ?
なんて思っていませんか。

子どもの発達過程を知って、
成長に合わせた遊びを一緒にやって見ませんか。

ムズカシイことはまったくありません。
自分たちが昔やってきたことを思い出すだけ。

年齢別に、
成長過程と具体的な遊び方をまとめましたので、
参考にしてください!

0〜2歳はどんな時期?

0〜2歳のこの時期は、「感覚・運動期」と呼ばれます。


直接感じたことで「外界(周囲の世界)」を知り、
直接身体で反応して学んでいく時期です。

なので、この時期は、
いっぱいの「感覚」、いろいろな「感覚」を、
経験させてあげてください。

家の中だけでは感じえない、
豊かで複雑な「感覚」を、
経験させてあげることによって、

知的発達にとっての「ベース(土台)」の面積が大きくなっていきます。

【0歳のあそび】すべてが大きな刺激

この時期の赤ちゃんは、すべてが大きな刺激になります。

  • 空を見上げること
  • 風や匂いを感じること

特別なことをする必要はありません。
みじかな公園でシートを拡げて、
空や木々の下で過ごすだけでも、りっぱな外あそびになります。

【1歳のあそび】世界をひろげる

1歳になるとハイハイやヨチヨチ歩きで、
どんどん世界を広げられる時期になります。

この時期は、子どもの興味のおもむくままに、
やりたいことをやりたいようにさせてあげましょう。

  • 草をむしる
  • 石を拾う
  • 裸足で芝生を歩く

図鑑や絵本と同じものをパパママと一緒に探す
なんて、知的好奇心を刺激するにはいいかもしれませんね。

【2〜3歳のあそび】興味のタネを探しましょう

子どもは2歳くらいから世の中への
興味を広げていくと言われています。

多くのものごとや人とふれあうことで、
コミュニケーションや好奇心が活性化し、
脳の発達が促されます。

なるべくたくさんの新鮮な経験により、
脳は刺激を受け、能力が伸びていくと考えられています。

「危ないからダメ」ではなく、
「危ないこと」を体験させてあげるくらいの、
心持ちでいられるといいですね。

  • 歩く、走る
  • 少しの段差をのぼる・おりる
  • つかむ・投げる

今まで出来なかった上記のようなことが
すごく楽しい時期。


子どもは「ちょっとだけムズカシイこと」が
大好きなんです。

もちろん、命に関わるような
最低限の危険への配慮は、大人の役目ですよ。

3〜6歳はどんな時期?

3〜6歳になると、頭の中でイメージができるようになってきます。

これまでは、直接的な体験しか理解できなかったのが、
自分の頭の中で、想像ができるようになる時期です。

例えば、
遊んでいるおもちゃを隠しても、前後の行動などから、
そこに「隠されているおもちゃがある」ということが、
イメージできるようになるということです。

ただし、「そこにおもちゃがある」というイメージはできても、
「なんでそうなったか」などの論理的思考はうまくできません。

この時期に知的好奇心を刺激するたくさんの体験ができると、
脳も刺激されるので、子どもの興味関心を刺激するような体験させて、
「考える力」がどんどん発達させましょう。

また、運動能力も黄金期(ゴールデンエイジ)に突入します。

特定のスポーツというよりも、
「走る」「跳ぶ」「投げる」「バランス」などのような、

基礎的な運動能力の向上を意識すると、
将来の子どもの選択肢を狭めることがないので、
オススメです。

【3〜4歳のあそび】探したり、集めたり

この時期の子どもたちは「探したり、集めたりが大好きな時期」です。

ドングリや松ぼっくりを集めたり、
葉っぱや石ころを集めたり…

自然は、子どもたちには宝の宝庫です。
少しの冒険的要素で熱中度はさらにアップ!

  • 図鑑と同じ虫や植物を見つける
  • 小川でキレイな石を見つける
  • 森の中を探検する
  • いろいろな虫の鳴き声を探す

お子さんの興味関心に合わせて、
アレンジしてあげてください。

子どもの「熱中」がサインです。
目の色をかえて夢中になっている時、
子どもの脳は、フル回転しています。

この時期にしっかりと興味関心のタネを、
たくさん育てておくことがのちに、
知的好奇心の芽となるのです。

5〜6歳のあそび

5〜6歳になると細やかな動きも
できるようになってきます。

箸の使い方や、ハサミが上手に
使えるようになるのもこの頃です。

この時期は「器用」さを身につけるにはもってこいの時期。

  • カレーなどの食事のお手伝い
  • ナタを使った薪割りのお手伝い
  • ナイフを使った簡単な工作

子どもの興味に合わせて、
アウトドアならではの「あそび」を提供してあげてください。

7歳以降の成長は?

小学校に入学することになると、
簡単な論理的思考ができるようになってきます。

エンピツ3本と2本を足すと5本
といったような計算が理解できるといったことです。

また、脳の「言語野」の発達のピークは、
8〜10歳と言われています。

無理して2〜3歳から早期英語教育で、
親子でストレスになるよりも、

この時期に始めた方が効率的であると言えます。

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一方で、まだまだ
なんでもやりたがり、なんでも勝ちたがる、
時期でもあります。

「興味・関心」「達成感」などを、
うまく刺激しながらあそべると、
さらに熱中度は高まっていくでしょう。

7歳以降のあそび

子どもは「少しだけムズカシイこと」が大好きです。
お子さんの「成長」と「興味・関心」を観察しながら、

「少しだけムズカシイこと」を提案してみると、
それが「あそび」になります。

  • テント設営のお手伝い
  • 焚き火の火の番
  • ハイキングや軽登山
  • バトミントンやフリスビーなど

この時期になると、
できることも増えてますので、
あそび方は無限です。


「少しだけムズカシイこと」「競争」「好奇心」

このポイントを押さえてあげると、
子どもにとって極上のあそびとなります。

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