「子どもがおてつだいをまったくしてくれない」

と困っているパパママは多いですよね。

例えば、イクメンと呼ばれる家事に積極的な
ダンナさんをお持ちのママさんでも、

子どもの将来を考えると、

「おてつだい」から「家事」の経験を、
つんで欲しいのに。。。

なんて考えますよね?

「おてつだいをしない子ども」を
「おてつだいをする子ども」に変える

方法は、

「パパママのおてつだいの意識を変えること」

だけで大丈夫!

それでは、行ってみましょう。

おてつだいをする子供に育てるには、まずは親の意識を変える

子どもがおてつだいをしてくれなくて
悩んでいるママさんが、
ここまで読んでくれているかと思いますが、

「おてつだいをやる子どもはエラーイ!」

なんて思ってませんか?

ギクッとしたママさんは黄色信号。
やはりまずは、ママパパの意識から変えて行きましょう!

大丈夫!
他人を変えるのは大変ですが、
自分を変えるのは簡単です♪

おてつだいをしないと困るのは子ども自身!

おてつだいとしてやることを
具体的にあげると

  • 食器を下げる
  • 靴を揃える
  • 着替えをしまう
  • ごみ捨て
  • カーテンを閉める

なんて簡単な幼稚園児くらいからできることから、

  • 皿洗い
  • 洗濯物を干す
  • トイレ・風呂の掃除
  • 料理

などなど。。

要は、
生活していくために必要な作業「家事」にまつわることが
大半です。

時代背景を考えても、
これからは晩婚化がすすんだり、
高齢化によっても、

ひとりで生活する時間が我々の世代よりも、
確実に長くなって行きます。

なので、男女の区別なく家事はできた方がいいに決まっています。

つまり、
おてつだいをまったくせずに大きくなってしまうと、
困るのは子どもなんですよ。

なので、
おてつだいはしてもらうのではなく、

おてつだいを通じて、

「家事」のやり方などを教えてあげるんだ

という意識に、今日から変えちゃいましょう。

おてつだいのメリットとは?

まずは、
子どもにおてつだいをさせる
メリットをまとめてみます。

1.自立する力を養う

まずは先ほどあげた理由、
「お手伝い=家事」

家事とは「生活していくのに必要な能力」ともいえますよね。

大きくなっても洗濯物が畳めない、
ゴミを捨てる習慣がない、
ご飯の炊き方(洗い方)を知らない…

んじゃ、困っちゃいますよね。

近年話題の「片付けられない女子」、
「足の踏み場もないゴミ部屋に住む」ってやつ。

あれでも生きていけるって考え方もあるけど、
自分の子供をそうしたいかって話です。

自分一人で生き抜く力の基礎
幼児の頃から身に付けるのには、

お手伝いを習慣づけるのが最適の方法と言えますね。

2.責任感や自己肯定感が育つ

お手伝いをお願いすることで、
「責任感」が生まれます。

ママパパから「頼られている」
「必要とされている」と感じるので、
自己肯定感が育ちます。

さらに、お手伝いの後には
「ありがとう」「助かったよ」などの声がけをすることによって、
感謝される経験と自信が養われます。

「責任感」「自己肯定感」「自信」
子供の心の成長に大きく役立ちます。

3.段取り力や行動力が身につく

「先を予測(考え)しながら行動する」なんていうと、
かなり高度な思考回路が必要になってきそうですが、、

実は、お手伝いをすることで自然と鍛えられます。

ご飯の準備のお手伝いの場面で考えてみましょう。

「ママの料理の進行状況見て準備開始」→
「台拭き濡らして拭く準備」→
「テーブルを台拭きで拭く」→
「お皿やお箸を用意する」→
「ご飯をよそう」→
「できた料理を席に並べる」などなど。

どう工夫すれば効率よくできるか、
どうすれば早く正確に出来るのかなど、

考えながら取り組むことで、
先を見通す力や思考力を身に付きます。

また同時に、素早く正確に作業を行うための
コツやスキルを獲得していきます。

4.ママパパとのコミュニケーションを深める

子供にお手伝いをさせることによって、
一方では、余分な時間がかかり、手間もかかるという側面もありますが、
一方では、子どもと向き合う時間は増えます。

手間取っていたら、アドバイスする。
お手伝いが終わったら感謝の言葉をかける。

間違いなく親子のコミュニケーションは深まっていくでしょう。

おてつだいをする子供に育てるための具体的な方法

パパママのおてつだいに対する意識が変わって、
子どもにおてつだいをさせるメリットも理解できたら、

いよいよ、
どうやって「お手伝いする子ども」に変えていくかの
具体的方法について。

おてつだいを「当たり前」のことにする

これが一番重要です。


おてつだいすることを、当たり前にする

よくおてつだいする子供って言われて、
私がすぐイメージするのが、

大家族のお兄ちゃんお姉ちゃんたち。
では、なんで彼ら彼女たちはおてつだいするのか。

「するのが、当たり前」だから。

ママひとりで、
何人もの赤ちゃんの面倒は見れない。

だから、お姉ちゃんが手伝う。

お腹すいて、
早くご飯を食べたいから、

お兄ちゃんたちが、
ご飯をよそう

下の子たちに机の片付けをさせる。

お手伝いせざるを得ないのです。

ウチは一人っ子だから。。。

いやいや、同じような状況は、
一人っ子家庭の我が家でもつくれてますよ。

我が家の小学校2年生のムスコを、
「ご飯よそり係」に任命しています。

つまり、
ムスコが手伝いをしてくれないと、

我が家はご飯が食べられないのです、笑

といった状況を年齢に合わせて、
いろいろつくって、
おてつだいを当たり前
していこうとしています。

できるギリギリのことを任せて、結果は気にしない

「ご飯よそり係」に任命するにも、
ヤケドしないかな、危ないな、なんてもちろん思いますが、

簡単にできることより、
できるギリギリをお願いした方が、

子供も興味を持ってくれますし、
こちらも素直に感謝できるので、オススメです

ここでのポイントは、
任せたら、「手出し・口出し」は(なるべく)しないです。

我が家の場合でいうと、
やらないで遊んでいたりしたら、

こちらもご飯が食べられないので、

声がけはします。
「おかずは用意できているのに、
ご飯が食べられませーん」

「ムスコさん、お願いしますよー。」

みたいに。

でも、時間がかかっても待ちます
もし、茶碗をひっくり返しても、怒りません

失敗を含めて、お手伝いの貴重な経験です。

子どもがひっくり返したことで
ショックを受けているようだったら、

「両手でお茶碗持っていればひっくり返らなかったかもね」
みたいなアドバイスができるといいですよね。

できたことに目を向けて、感謝を伝える

最後のポイントは、
できないことではなく、
できたことに対して対等な目線で、
素直な気持ちを表現してあげましょう。

つまり、
「エライねー」ではなく、
「たすかったよ」「ありがとう」です。

上から目線ではなく、
同じ生活共同者として、

やってくれたことへの、
「感謝」と「素直な気持ち」
を表現してみてください。

お手伝いのメリットでもあげた、
「自己肯定感」と「自身」が身についていきます。

そうなれば、
お手伝いが面倒くさいことになんかはならないでしょう。

おてつだいを(自ら、進んで)する子どもに育てる
好循環ができあがってくるイメージができるでしょ。

おてつだいをする子供に変える方法まとめ

おてつだいをする子供に変える方法まとめ
まずは、
パパもママも、子どもも、
おてつだいを「当たり前」のことにする

お願いしたら、結果は気にしない!
子どもに任せる!手出し口出しはしない!

やってくれたことに関しては、
素直に感謝しましょう!そこは当たり前にしちゃいけません!

お手伝いが習慣づくまでの手間が大変
と思うのが、忙しいママの本音でしょう。

でも、実際に子どもが家事をできるようになれば、
パパママがラクができるようになるという一面もあります。

お手伝いさせないと、任せないと、失敗させないと、
ずーっとママパパがやり続けなきゃいけないんですよ。

ママパパと子供の両方の未来のためにもなる「お手伝い」。
年齢に合わせて、できることからはじめて見てはいかがでしょうか。

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