まだよんでないなら、ぜひ一度は読ませることをオススメします。
子育てはもちろん、対人関係で悩んでいるならの解決のヒントになるかもしれませんよ。
アドラー流子育ての「勇気づけ」って何?
「子どもに自立心を持たせること」「社会との共同感覚を養うこと」
がアドラーの心理学での子育ての最終目標です。
そのためにアドラーの心理学では
「叱らず、褒めず、感謝して勇気づける」
というアプローチを推奨しています。
「??」
勇気づけ?
よくあるママと子どもの
会話をイメージしてみました!
具体的な親子の会話から「しかる」「ほめる」「勇気づけ」の違いを理解していきましょう!!
「しかる」「ほめる」「勇気づける」の違いについて
<朝の準備の場合を例に>
ママが朝ごはんの片付け終わるまでに、学校行く準備絶対終わらせなさいよ!怒るからね!!
「やべー、ママに怒られるからやろう(コワイ、コワイ)」
ママが朝ごはんの片付け終わるまでに、朝の準備終わってたらすごくエライねー。いっぱい褒めてあげるね〜
ママに褒めてもらえるからやろー。もっと褒められたいなー
へー!ママに言われる前に学校の準備終わったんだぁ。やるねぇ。
まぁね、ママに言われなくてもできるもんね〜
「ほめる」ことと「共感・感謝・勇気づけ」はニュアンス的にカブる部分もあります。
勇気づけのポイントは「対等な関係」
褒める場合には「相手をコントロール」しようとする下心が見え隠れしていて、
共感・感謝・勇気づけの場合には、ないのが分かりますかね。
もうちょっと、具体例を用いて、
説明しますね。
親がコントロールできることではない。
「自信」と「自覚」が生まれてきます。
感謝を伝えて、「自ら考える子」に育つ!
子どもに伝えた感想をアドラー心理学では「I(アイ)メッセージ」と言います。
自分の気持ち(感謝・感想)を素直に相手に伝えることです。
「YOU(ユー)メッセージ」です。
しかる、ほめるはユーメッセージにあたる言葉で、
感謝・勇気づけがアイメッセージにあたる言葉になります。
○ユーメッセージ(叱る、褒める)
あなたは全然頑張ってないからダメだ!
あなたはいっぱい頑張ってエライ!
○アイメッセージ(感謝・勇気づけ)
あなたの頑張っている姿を見るのが、私は嬉しい
どちらがいいか考えるきっかけにしてみましょう。
勇気づける声かけを意識して、自分で考えられる子に!
つまり、「自分で考える子」に育つ
ということです。
共同感覚とは、社会の一員として周囲の人たちを信頼し、自分に貢献感を持つことです。
ほめる・ほめないを超えた「勇気づける子育て」
この記事の作成にあたって参考になった本