一人っ子こそ、しっかり甘えさせて心に柔軟性を持たせる

とーちゃん

どーも、とーちゃんラボ(@papalab_japan)です。

ひとりっ子の男の子のとーちゃんを8年やらせてもらってます。。

さて、新米ひとりっ子パパ&ママさんに質問です。
ワガママにならないように、きびしく育てようと頑張ってませんか?

やめてあげて〜、大はんたーい!
むしろ、めちゃめちゃ甘えさせてあげてください。

私もそういった考え方もあるんだって、わかってすごく気持ちが楽になった経験があります。
なので、
「甘えさせる」重要性についてまとめてみました。

ちょっと、子供ものために頑張ろうとして疲れているパパママはお付き合いください。

「素直に甘られることはすごく重要」

素直に甘られることはすごく重要

当たり前ですが、一人っ子はみんなパパママにとっては初めての子供です。
初めての経験は、子育てでも何をすべきか分からず、緊張と不安を伴うことが数多くあります。
この親の緊張が子供に伝わってしまうと、子供は緊張して不安になる傾向が強くなります。

特に初めての子供が男の子の場合に、その傾向は強いようです。

パパママの心の安定のためにもできるだけ楽しんで子育てしていきたいものです。
初めての子育てでも大丈夫何とかなりますリラックスして子育てしていきましょう。

また、ひとりっ子はきょうだいがいる子と違い、いたずらされたり、ちょっとしたケンカをしたりといった、
経験が少なくなるので、子供が打たれ弱くなるのではと心配されるパパママも多いようですね。

これは、パパママの対応次第でどうとでもなります。

年の近い子供のいる友達とよく遊ぶ機会を増やしたり、
早めに幼稚園や保育園などの集団生活を経験させるなど、

同じ年代の子供たちと関わる環境をつくってあげることで、イロイロな人間関係の経験はつめます。

むしろ、打たれ弱くなることを心配しすぎるあまり

落ち込む子供に、
「もう少し強くなりなさい」
「それくらいガマンしなきや」
「あなたにも、いけないところがあったのかもね」
「やり返せばいいのよ。言い返しなさい」

こんなふうに機を飛ばしたり、お説教をしたりするのはやめてください。
落ち込む子供をさらに追いつめるだけです。

「ママやパパに言ってもツライだけだし、もう言うのはやめよう」

そう思って心を閉ざし始めちゃいますよ。

つらいとき、子どもは、励ましてもらいたいわけでも、解決方法を知りたいわけでもないのです。
お母さんにつらい気持ちを間いてもらい、甘えたいだけなのです。
十分に話を聞いて甘えを受け入れてあげましょう。

いっぱい甘えることのできた子は、心のタフな子に育っていきます。
甘えを受け止めてあげることでお子さんの心の底でエネルギーがじわっーと溜まってきます。

そして心のエネルギーが溜まってくると「また頑張ろう」と言う気持ちになってくるのです。
これが心のタフさにつながっていくというわけです。

「きびしく育てるから甘え下手になる」

そもそも一人っ子って甘やかされない環境で育つ子も意外と多いんです。
丁寧に育てすぎる延長線上にあるわけです。

やれ抱き癖がつくと言われ、抱っこも我慢させられる、
大人の歯が生えてくることや、歩くのがちょっとでも遅いと大丈夫かと心配され、
パパとママの2人からの期待を一身に背負って生きていくんです。

兄弟ができれば構ってもらえる機会が減ると同時に大人の度を超えた期待も減っていくわけですが、
一人っ子はその状況がずっと続く、そういう現実を受け入れていかなくてはいけないのです。

我が家の6歳の息子もそうなんですが、一人っ子って、
はっきりと「買ってもらえない。」とわかると、引き際はいいんです。

本来、一人っ子は小さいころに同じような子供と喧嘩したり、おもちゃをゆずったり、
親の愛情を奪い合ったりそういう経験がすくないまま育っているので、気持ちの表現の仕方がストレートなんです。

「あれが欲しい。」「これが欲しい。」とストレートに言うんです。

「〇〇頑張ったんだよ。だからずっと前から欲しかったあれが欲しい。」みたいな計算をした発言や、
「買って、ニコッ♡」みたいな、無邪気な末っ子の必殺のほほえみも使わずに、一人っ子はストレートに言う。
真ん中っ子のような雰囲気を読む感覚がとぼしいものなら、何度も言っちゃったりもする。

でも、本当は引き際はよくって、あまり根に持たない。
平和主義者なんです、一人っ子。

きびしく育てすぎるとこのストレートで素直な部分も否定されることになってしまうので、
どんどん甘え下手になっていってしまうので注意が必要です。

「へこたれない心を育てる3つのポイント」

へこたれない心を育てる

心のリカバリー能力が高い子どもは、しなやかな心の弾力性をもっているのです。
このリカバリー能力を身につけるには、

「いろいろつらい出来事なことはあったけど、ぼく(わたし)は大丈夫だった」

という体験を数多くさせることが大切です。

具体的には、次の3点が大切なポイントです。

①無条件にその存在が受け入れられ、肯定されること

ママパパ(あるいはそれに代わる人)から「あなたの存在は大切だ。そのままで、いるだけでOKだ」と、まるごと受け入れられ、
無条件に存在そのものを認めてもらうことです。

すると子どもの中には「生まれてきてよかった。」という人生に対する基本的なポジティブな気持ちが育ちます。

ま、パパママの素直な気持ちを表現してあげればいいだけですよね。でもこれが重要。

②生きる上でのモデルがあること

あんな人になりたいこんな風に行きたいと思える人が近くにいると、子供は将来に対する希望や目標を持つことができます。
将来の自分について具体的なイメージを持てると困難に直面しても立ち直りやすくなるのです。

まさに「親の背中を見て育つ」ということですね。

③親から手を出し甘やかすのではなく子供から甘えてくるのを受け入れること

「甘やかす」のと甘えたい時に十分に「甘えさせてあげる事」は違います。
甘やかす事は子供の成長の芽を摘んでしまうことになりますが、
甘えたい時に受け入れられた子供は心のエネルギーが蓄えられていくような感覚です。

ぜひ心のリカバリー能力が高く、しなやかな心の弾力性を持った子供に育てるように意識しましょう。

ポイントは、コッチ(パパママ)からいくのではなく、
向こうから来るのを受け止めるってことですかね。(待ちの姿勢、忍耐です、笑)

「まとめ」

ひとりっ子こそ  しっかり甘えさせて、  へこたれない子供に  育てる!まとめ

一人っ子にはたくさんメリットがあります。
デメリットとして考えられている、同年代の子供との交流が少なくなるなども、
パパママの意識で対応は可能です。

なので、きびしく育てそうと意識するよりも、
思いっきり可愛がってあげてください。

パパとママ両方の愛情を一身に受けた一人っ子は、
心のリカバリー能力が高い素直な子に育ってくれるのではないでしょうか。

1つ気をつけたいことがあるとすれば「甘やかす」と「甘えさせてあげる」の違い
常に意識していかなければならないことくらいではないでしょうか。

まぁ、言うのは簡単だけどやるのは難しいとはよく言ったもので、
私も日々甘やかしてしまうこともたくさんあるなぁと反省しています。

でも、完璧な育児なんてないなぁとも思っているので、
日々楽しく息子と向き合っていくように心がけています。

以上、参考になれば幸いです!

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