こんにちは、ヨッチ(@papalab_japan)です。

一人っ子のムスコ(小学生)を持つ、とーちゃんです。
我が家は、早めに一人っ子が確定したので、あんまり悩むこともなかったですが、

親や、友人など周りの人たちから、
「一人っ子はかわいそうだと思うよ」とか。「二人目は?」

なんて言われて悩むパパママもいますよね。

もちろん周りの人たちは悪気なんてないので、
言われたからって、悩む必要なんてないですよ。

そんなあなたに、一人っ子とーちゃんが、
「一人っ子(だけが特別に)がかわいそう」なことはまったくない!
むしろメリットがたくさん!ってことを

お伝えしていきたいと思います。

「かわいそうだよ」なんて言われたら、ハナで笑って、
「メリットもたくさんあるんだよ〜」
って話をしてあげてください。

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一人っ子はかわいそうなんかじゃない!最大のメリットは「親の愛情を独占できること」

一人っ子の最大のメリットはなんといっても
「親の愛情を独占することができる」ことです。

きょうだいがいる子供を持つパパママにでも、
きょうだいのすべての子供が「自分が1番愛されている」と感じさせる事が子育てで、
1番重要と言われています。

パパママの愛情を独占できるという体験は、
あなたが考えている以上に子供の「心の安定」につながります。

環境的に何の苦労もなくパパママの愛情を独占できる一人っ子は、
もとから「心の余裕」を持ちやすい状況にいるということなのです。

また、一人っ子は
子育て最大のリスクを回避できる
というメリットもあります。

それは「わたし(ボク)はパパやママから他のきょうだいより愛されていない」という
自己否定的な気持ちを持たずに済む
ということです。

このきょうだい間の競争というべき問題は意外と根深いものです。

例えば、本人の世間的な評価が、悪くなくても(勉強や性格など)、
きょうだいにとてつもなく評価の高い対象がいた場合、その人と比べられることになってしまいます。

「お兄ちゃんに比べて…」、「妹の〇〇は年下なのに落ち着きがあるのに…」など。。

1番身近なパパママからの評価で受ける心のダメージは、
子供の成長に大きく影響します。

成長の過程で克服できれば良いですが、その劣等感を一生引きずることも少なくありません。
能力はあるのに、自己肯定感の低い大人になってしまうこともあるのです。

そんな子育て最大のリスクを一人っ子は回避できるのです。

【関連記事】一人っ子の子育てにはメリットがこんなにあったぞー!!

一人っ子がかわいそうだといわれる理由はなんだろう?

一人っ子がかわいそうだといわれる理由はなんだろう?

そもそも、なんで一人っ子ってかわいそうって言われるんでしょう。
ネットや本など見てみると、

  • 「一人っ子はわがまま」などのイメージから、人格形成への一人っ子の悪影響を信じている
  • きょうだいがいないと「さみしい」「かわいそう」だと思っている
  • ひとりっ子だとパパママがいなくなった時に、可哀想だと思っている

だいたいこの3つに集約されました。

よくよく考えると、どの理由にもあまり根拠がなかったので、
一つ一つ潰していきましょう。

人格形成への一人っ子の悪影響

まず、最初に。
ちょっと調べればわかりますが、
「一人っ子がわがままである」、
といった事実を実証した研究はありません。

心理学者のトニ・ファルボは一人っ子を扱った141の研究を分析した結果、

「個人の性質に関して言えば、一人っ子は姉妹と共に育った他の子供たちと何ら変わるところはありませんでした。
一人っ子が孤独でわがままで適応力がないと言う固定観念を証明する研究は存在しません。

と言っています。
出典:「ひとりっ子だからなんて言わせない」パトリシア・ナックマン/アンドレア・トンプソン著

さらに、
きょうだいがいることの利点を受け取れる環境は4歳差まで
と言われています。

発達心理学の研究では、「自分より少し上のレベルの思考をする人に大きな影響を受ける」ことがわかっています。

4歳差くらいまでの、年齢差なら発達や興味の対象も似通っているので、
その立ち振る舞いや言動から、競争心や思いやり、協調性を学ぶことができます。

しかし、それ以上離れてしまうと、発達の段階も異なってしまうので、
受ける影響は小さくなることがわかっています。

なので、きょうだいがいたとしても発達心理学の観点から言うと、
「ひとりっ子+ひとりっ子」状態のきょうだいもたくさんいる
ということです。

その子たちも含めて「みんながみんなわがまま」、なんてことはないでしょう?

あとは、
同年代の子供同士で関わる機会なんて、
パパママが少し意識的するだけで増やすことは可能です。

早い時期から保育園にかよったり、
同年代の子を持つ友人と遊ぶ機会を増やす
など、

きょうだいがいないから他人と触れ合う機会がない
なんてことにはならないはずです。

きょうだいがいないとさみしい

きょうだいがいて育ってきたパパママはそう思う傾向が強いのかもしれません。

でも、一人っ子にとっては
ひとりでいる状態が当たり前。

1人で寂しいというのは、大人の思い込みに過ぎません。

もし、さみしそうにしているのなら、ママパパにもっとかまって欲しいという
サインかもしれないので、十分に甘やかしてください。

じわーっと心が満たされることによって、
心の安定につながりへ「こたれない子供」に育っていくことでしょう。

また、間接的な経験ではありますが、
絵本の読み聞かせや読書を通して本の中の登場人物に感情移入することで、
きょうだいのいる関係性や、感覚などはなんとなくイメージすることは可能になります。

我が家は親戚に同じ歳の子供がふたりいるので、定期的に会う機会をつくるようにしますし、
友達とは違う血のつながりがある関係性ってものも、
わかってくるんじゃないかなと期待しています。

自分たち(パパママ)がいなくなった後の心配

これに関しては、
そもそもそんな心配する必要あります?

孤独になるかどうかはきょうだいの有無ではないと思います。
それよりも大切なのはしっかりとした人間関係をつくれる大人に育てるということだと思います。

きょうだいがいても、孤独な人は孤独ですよね。

わたし自身きょうだいが1人いますが、困った時に相談するのは友達や、
会社の上司、昔の先輩などです。
(別に兄弟の仲が悪い訳ではないですが、年に一度会うか会わないかですよね。)

もし、きょうだいがいなくても、妻も子供もいますし、友人もいます。
両親がいなくなったとしても一人ぼっちに感じるという事はありません。

一人っ子のデメリットについても考える

一人っ子を育てていて、デメリットというか大変だなーってことについて、
あえて考えてみると。。。

子供の話題についていくのが大変!

子供も小学生にもなってくると興味の幅が広がります。

友達の話くらいなら、ウェルカムなんですが、、、

「アニメ」「ゲーム」「YouTube」の興味がめまぐるしく変わります、笑

自分の興味のない話を、
つたない日本語を理解しながら聞いてあげるのが、
大変なときもあることはあります。

意識をしていないと「過干渉」になりがち

妻と私の親二人に、子供一人の関係性だと、
少し余裕があるがゆえに、

子供の行動に先まわりしすぎて、子供の失敗する機会
を奪ってしまいがちになる。

見守って、失敗して、助けが必要な時に寄り添う。

わかっていても、常に意識しておかないと、
ついつい口も手も出しがちになりますね。

一人っ子がかわいそうなんて時代遅れ!のまとめ

一人っ子って別にかわいそうでもなんでもない
ってことがわかっていただけましたか?

  • パパママの愛情を独占できる
  • きょうだい間の競争をする必要がない
  • かわいそうって言われる理由に根拠があまりない

ので、

「ひとりっ子だとかわいそう」説がでてきたら、ハナでワラってさしあげましょう、笑。

楽しい子育ての助けになれば幸いです。

【参考書籍】

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