どーも、とーちゃんラボ(@tocyanlab)です。
しつけは”ルーズ”で大丈夫です!
一人っ子は厳しく育てたほうがいいとか思っていませんか?
幼少期の「必要以上のしつけ」は、子供の残りの人生に精神的なダメージを与えます。
それは小さな虐待に近い行為です。
「初めから、だっこを簡単にはしない」、
「外に出たら手をつながない」、
「礼儀正しくしない行動をしたらお尻をたたく」、など
また、何をするにしても「同じくらい年齢のライバルと競わせる」など
厳しいしつけを自分のルールにしちゃっているパパママが結構多いです。
「一人っ子の子供であるので甘やかされて育ったって思われたくない」という思いの表れなのでしょうけど、
あまりにも厳しいしつけは、何の利点もありません。
関連記事:むしろ一人っ子のメリットってたくさんあるんですよ!
しつけは基本的なルールさえ学べればそれでオッケーなのです。
一人っ子の育て方の基本的ルール
育児の3つの段階
育児には3つの段階があります。
①0歳から6歳までの幼児期(出生から幼稚園・保育園まで)
②6歳から12歳までの小学生時代(小学生時)
③10歳から12歳〜18歳まで、いわゆる思春期(小学生高校生から大学生まで)
本格的にしつけを意識するのは小学校の入学してからでも十分です。
小学校に行くまでは思いっきり愛情を注いで「安心の基盤」をつくる。
小学校入学後、愛情を注ぎながらも、少しギアチェンジして基本的なルールを教える「しつけ」を開始。
思春期が始まったら、再びギアチェンジして、今度は適切な距離感で「見守る」ようにします。
思春期は「自己形成」のさまざまな問題に子供が一人で取り組む時期なのです。
0歳から6歳までの幼児の育児
自立心を育てる愛情期間
「①(= 0〜6歳)期間は、育児の基盤といえる重要な時期です。
徹底的にしつけをしようとするのではなく、親バカでいいので、子供に愛を注いでください。
十分な愛情を注がれてきた子供は、
「パパママはボクのこと愛している」という「心の安心基盤」を持つことができます。
子供の心の中で「安心基盤」が生まれれば、
「失敗しても大丈夫」「もう一回チャレンジしてみよう」などの自信を持ち続けることができるようになります。
これは、失敗にへこたれない自己肯定感の強い子に育つ土台となります。
なのでこの時期は、ママパパの素直な感情をつつみ隠さず子供に表してオッケーですよ。
6歳から12歳までの児童期(小学生)の育児
6歳から12歳になると、基本的ルールを教える時間が必要になってきます。
十分な愛情を注ぎながらも、時間を適切に守るなどの学校での集団行動を通じて社会ルールや生活の基本を学ぶ時です。
この期間は、子供が基本的な生活ルールを学んで行く時期なのです。
基本的な生活ルールとは、
- 社会のルールを守る(礼儀正しく行動する、交通ルールを守る、人々を尊重する。)
- 正しく挨拶する
- 人を傷つけない
- 物を大切に扱う
- 約束を守る
- 自分のことは自分でやる
- お金を貸したり借りたりしない
などの、本当に基本的なルールです。
ちょっとくらい勉強ができなかろうが、やんちゃだろうが、基本的なルールさえ守れていたら、
できないこと、はみ出しているところばかりに目を向けるのではなく、
子供のいいところ、個性的なところを伸ばしてあげられるパパママになっていきたいと思います。
これから子供が生きて行く時代の常識と
私たちが育ってきた時代の常識は完全に違ったものになって行きます。
これから通用するかもわからないふるくさい常識を、先輩ヅラして教え込むのではなく、
共に学んで行く姿勢でいたいものです。
10歳〜12歳から18歳まで、いわゆる思春期の育児(小学校高学年から大学生まで)
基本的なルールも理解できてくる小学校高学年にもなると、
自我(=自分の意思)がハッキリとしてきます。
大人への準備が始まる期間でもあるので、すごく不安定です。
この頃になると、いろいろと自分のことも自分でできるようになるので、
手が離れてきますが、
この時期こそいい距離感で見守ってあげるのが
いいようです。
特に、一人っ子の子供には自宅で相談する相手がパパママしかいません。
何かあった場合、相談しやすいように、
リラックスした関係と雰囲気を作りあげることが重要です。
思春期は「自己形成」の期間なので、手や口を出しすぎるのは禁物。
「何かあったときいつでも力になる」とだけ伝えて、適度な距離感で見守ってあげることが重要です。
一人っ子の育て方の基本的ルールまとめ
・基本的にしつけはゆるめでオッケー!
・小学校入学までは親バカラブラブ子育て!
・小学校は基本的生活ルールを教える子育て!
・思春期からは適度の距離感で見守りサポート子育て!
関連記事:コッチでも一人っ子の子育ての5つポイントにまとめてあります
こうやって考えをまとめてみると、
そんなに難しく考えなくていいような気がしてきますね。
とにかく、多くの人はそんなに何回も同じ経験はできない子育て!
めっちゃ楽しまないと損ですよね!!