アドラーとモンテッソーリは似てる?
子育て情報を調べていくとアドラーだけでなく、色々な情報が溢れていますよね。
書店に行っても、育児関連本は「七田式」「ヨコミネ式」…などなどなど
たーくさんあります。
もちろん正解なんてないので、良さそうな本や情報かたっぱしから集めて、
いいとこ取りするのが一番いいのかなとも思いますが、そーゆー情報には流行りがあったりします。
書店側で考えてみると、いい本を置くのではなく売れる本を置きたいのが本音ではないでしょうか。
いい本の一つの基準として、ながーーーーい間売られているってのがあると思います。
(長い間、流行りに関係なく需要があるってこと)
アドラー心理学は1900年代初頭の創始とされていますから、古典の部類に入りますよね。
その古典の中に、アドラー心理学と似ているといわれるモンテッソーリ教育があります。
モンテッソーリ教育受けた有名人をあげると、
オバマ大統領、
クリントン夫妻
などの政治家から、
現代経営学の父ピーター・ドラッカー、
ビル・ゲイツ、
Amazon.comの創立者ジェフ・ベゾスなど
ビジネス界の成功者たちまで
そんなすごい教育ならば、どんなもんか知りたい!と思ったので調べてみて、
アドラー流子育てとの共通点をまとめてみました。
アドラー流子育てとの共通点をまとめてみました。
モンテッソーリ教育とは?
まずは概要。
アドラーと同じく1900年代初頭に、マリア・モンテッソーリ女史(写真)という世界初の医学博士となった女性が公案した教育法が「モンテッソーリ教育」です。
モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。出典:日本モンテッソーリ教育綜合研究所
そのために、モンテッソーリ教育では、
子どもたちに自発的な活動に取り組む自由を保障し、そのために「整えられた環境(子どもの家 )」を
準備します。
そこで、
子どもの集中できる環境と、
子どものやりたいを刺激し、見守ることによって、
全人格的成長を促し、自立した子どもを育てることを
目的としているようです。
アドラー流子育てとの共通点
アドラー流子育てとモンテッソーリ教育の共通点は
ズバリ!
”自立した子どもを育てる”
ことを目的としている、ことであると言えます。
モンテッソーリの教育観は
「懲罰はもとより褒めることさえもよくない」と言っていたいうエピソードもあるように、
広い意味での、子どもの自由を保障し、その自己発展を重要視していたようです。
また、
モンテッソーリ教育の目的は
それぞれの発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」こと
出典:日本モンテッソーリ教育綜合研究所
といった理念は、
アドラー心理学の
教育とは「介入」ではなく自立に向けた「援助」である。出典:岸見一郎著「幸せになる勇気」
と同じスタンスであると言えるでしょう。
どちらも、
周りの人ができることは「援助」していくことだけだよ、
って言っているんですね〜。
まとめ
アドラー流子育てとモンテッソーリ教育の共通点は
”自立した子どもを育てる”
であり、
その目的を達成するために、
モンテッソーリ教育は
環境を準備し、興味関心を育てるための援助をしていく
アドラー流子育ては
横の関係を築き、一人の「個」として認めるとこにより、自ら考えられるような環境をつくる援助をしていく
といったアプローチをしていっているのではないのかなと、私は思いました。
最初にもいいましたが、子育てに正解などないので、良さそうなことはモンテでもアドラーでもなんでも参考にしていきたいと思います!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました〜。
シマダでした。
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